はじまりは2012年・夏

Jamie, Dickと愛犬Obi
Jamie, Dickと愛犬Obi

● ホストファミリー、ジェイミーさん ● 

 メンバーのyucomが2012年、NPOユートレック 夏休み国際交流プログラムにシャペロン(付添人)としてワシントン州アナコーテスJamie宅に1ヶ月ホームステイしました。ホストのJamieはGuardian。Guardianは助けを必要とする人たちの援助をするお仕事です。あるときJamieが洗濯かご一杯のニット帽を私に見せて「あなたならこれ、どうする?」と聞きました。yucomは「綺麗な帽子!まずは自分にいただいて、それから友だちの分も。でも、こんなにあるから・・・必要としてくれるところにプレゼントするかな」と答えました。すると、「この帽子は私のクライアントGraceが編んだもの。私が編み方を教えたら、一日一個のペースで編むようになったの。この帽子、津波エリアの子どもたちにプレゼントしたいと思うのだけれど」とJamie。

これを聞き、yucomはmiko-mikuを思い浮かべました。彼女は津波被害のあった地域の知人を通じ2011年「一緒に食べる応援クッキー」というプロジェクトを仲間と共に企画・実行しました。yucomの親しい友人でもあります。さっそく彼女にワシントン州からメールを書きました。すぐに届いた返信には「アメリカ発の帽子プロジェクトの件、クッキーを送った関係者に相談しましたら、喜んでお受けしますとのお返事をいただきました」と書かれていました。

 

●  帽子の泉プロジェクト始動  ●
この返事をJamieに伝えたとき、私たちのHats Spring Projectは始動しました。泉(spring)のように帽子がわき出てくるから。
実際は自然にわき出てくるのではないのですけれどね。Jamieが教会や知人・友人に不要になった未使用の毛糸の寄付をお願いして集めています。
日本語では「ニット帽」と言いますが英語ではかぎ針で編んだものは「crochets」と呼びます。そして棒針で編んだものは「knit hats」。
8月24日、完成していた帽子をスーツケースに詰め込んで帰国しました。miko-mikuがPTA担当の方との連絡係、yucomはJamieとの連絡係。数字や地理に強い、しっかり者のmomoがメンバーに加わり、プロェクトは着々と進みました。「12月4日に訪問する」とJamieに伝えると帽子が詰まった箱が2回より航空便にて届きました。
12月3日名古屋を発ち、翌日4日、名取支援学校を訪問しました。
Jamieと帽子制作者のGraceやAnnの気持ちを受け入れていただき、心から感謝しています。
そしてこの帽子を届けるメッセンジャーとして、名取支援学校の皆さまにお目にかかれましたこと、光栄に思っています。貴重なお時間をいただきありがとうございました。