名取市みのり園に寄付金を贈呈しました。

 去る9月6日ウィルあいち(愛知県女性総合センター)にて開催致しました「有坂ちあきライブin名古屋Vol.2」におきましては、有坂さんを初めご来場の皆さまよりご厚志を賜り本当にありがとうございました。

 この度ライブ収益の一部と当日の募金計33,035円を、宮城県名取市の社会福祉法人みのり会に贈らせていただきましたのでご報告申し上げます。

 

 贈呈にあたっては、丹野政喜名取市議と帽子の泉プロジェクトの名取サポーターのお二人が贈呈のご使者の労をお取りくださり、10月23日みのり会を訪問。「鈴木理事長様他スタッフのみなさんと、利用者の代表の方々の温かい歓迎を受け、無事帽子の泉プロジェクトからの寄付金をお渡しできました。」とご報告をいただきました。

 

 また、寄付金に添えて、ライブ時にお配りしたリーフレットと帽子の泉プロジェクト便り(会報)及びライブで有坂さんと皆さまに合唱していただきました『あなたを想えば』の動画DVDを贈らせていただきました。

 贈呈式の場で名取の皆さまにもライブの雰囲気と『あなたを想えば』合唱にご参加くださった方々の心のこもった歌声を知っていただくことができ、名取と名古屋で離れていても、ライブを通して交流をすることができました。

 

 みのり会は、障がいを持つお子さんのお母さん方が、社会の中で協力し合いながら安心して子どが成長できるようにと、小さなプレハブの建物からスタートしました。

 公的な認可を受けて社会的認知度も増し、念願の施設を建設して喜びと希望にあふれ活動を進めていましたが、2011年3月、東日本大震災が起こり、施設は津波で跡形もなく流されてしまいました。

 幸いスタッフの方、利用者さんは皆さん無事でしたが、中核の施設建物を失ってしまったことはたいへん大きな痛手でした。資金の面でも2度目の建設にはご苦労の大きさはいかばかりかと思います。

 そんな困難の中でも、みのり会は名取市の唯一かつ中核の福祉施設として大きな貢献を続け、現在も皆がより安心して快適に過ごせる新たな施設開設に向け奔走されています。

 

 震災という未曾有の出来事がきっかけではありましたが、帽子の泉プロジェクトはご縁のできた名取市の皆さまとこれからも交流し復興を応援していきたいと思います。

 今回の応援ライブプロジェクトにご参加・ご協力くださったすべての方に厚く御礼申し上げます。

 ありがとうございました!